植物を描写した俳句と短歌を基に、中村刺繍さんに日本刺繍の作品を作っていただきました。花をモチーフにした詩歌が、京ちりめんに施された美しい刺繍によって大胆、かつ繊細に表現されています。詩歌が生き生きと羽ばたきだしました。
●日本刺繍とは
日本刺繍の原点は、西暦500年頃にインドから中国のシルクロードを渡って伝えられた「繍仏」にあると言われています。その後、長い年月をかけて様々な工夫がなされ、今に伝わる独自の刺繍が日本刺繍と呼ばれるようになりました。つまり、日本刺繍の歴史はおよそ1500年。京繍、江戸刺繍、加賀刺繍など、地域によって違いがあり、京繍は1976年に、日本刺繍で唯一伝統工芸品の指定を受けました。今ではミシンの刺繍が大半を占めているので、手作業による刺繍は貴重なものとなりました。
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●中村刺繍のコメント
大輪の菊を咲かせるにはどんなに丹精を込めなければならないか、その大変さを思い、咲いた大輪の菊の輝きに心を奪われた作者の気持ちを表現してみました。
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大浦節子●おおうら せつこ
1920年生まれ。北海道出身。北の大地にて生を営んできた『北の歌人』。夫の赴任先だった陸別の寒村にて、恩師と邂逅、以来50年近くに渡り、作歌を続けている。
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●中村刺繍のコメント
花びらが、思い切り風に舞っている。そのなかに身を置いていると、まるで万華鏡のなかにいるような気持ちになる…、まさにその通りだと思います。
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南千枝子●みなみ ちえこ
早稲田大学商学部卒業。日本F・L・スミス(デンマーク系商社)勤務。東京都弁護士夫人むつみ会会員。俳人協会会員。句誌『萩』同人。著書『幸せのかたち』『花椿—赤坂物語—(上・下巻)』『旅ときどき俳句、ところにより ? 。』。
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●中村刺繍
中村刺繍では日本刺繍(京繍)の刺繍教室を実施。基礎から学び、ふくさや巾着、帯、着物、額など、小物から芸術作品まで、幅広く指導してくれる。講師は京繍の伝統工芸士である後藤美鈴氏と中尾小百合氏。京都、西宮、名古屋の3校に加えて、遠方や時間のない方のための通信講座もある。
京都府京都市上京区上立売通堀川東入堀之上町5
TEL: 075-431-1426
http://www.nakamurashisyu.com/
営 業:9:00〜18:00
定休日:土・日曜、祝日
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