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Feature

 

 

 

古の風におう 京都・嵐山へ

エッセイスト・麻生圭子

かつて貴族たちが都の喧騒から逃れるため、訪れた場所が嵐山。古来より、景勝地として名高い嵐山は、平安の風情を今に残し、人々をひきつけてやみません。そんな嵐山でゆったりと時を過ごすには? エッセイスト・麻生圭子さんが嵐山を訪ねます。
 

 
写真/植田山月 ヘア&メイク・着付け/市田美容室

 

 

小さな旅が似合う場所

嵯峨、嵐山は古から、都人たちに愛されてきました。平安の世とはいえ、人の世です。この地は、喧騒から逃れつつ、休息をとる、都人たちの心の“離れ”だったのではないでしょうか。

嵯峨に離宮を持ったのが嵯峨天皇でした。大覚寺が、離宮だったところです。山里でありながら、王朝文化の匂いが漂ってくるのも、そんなところにあるのでしょうね。

洛中や東山に比べると、嵯峨や嵐山は女性好みだといわれます。その風光が胸のやわらかい場所にたたみかけてくるからでしょうか。

(文・抜粋)


麻生圭子●あそう けいこ

エッセイスト。大分県出身、東京育ち。作詞家を経て現在はエッセイスト。99年より町屋暮らしを始め現在は2軒目の町家に。『東京育ちの京都探訪〜火水さまの京〜』(文藝春秋)が好評発売中。
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